サンテレビ 阪神淡路大震災31年 報道特別番組を放送
編集部
6434人の尊い命が奪われた阪神淡路大震災から、まもなく31年となる。 株式会社サンテレビジョンは、震災から31年となる2026年1月17日(土)に、犠牲者を追悼し、記憶・教訓を継承する取り組みの重要性を考える特別番組を放送する。
■5:30~6:15(生放送) 「阪神淡路大震災1.17のつどい」 ~あの日からそして未来へ~
「1.17のつどい」の模様を、会場の三宮・東遊園地から生中継。地震の発生時刻に捧げられる黙祷の様子のほか、「神戸市追悼の集い」の模様も伝える。
【進行】
橋本航介(サンテレビアナウンサー)/村上文香(フリーアナウンサー)
■17:00~19:30(一部生放送) バトン1.17~守りたい、だから伝える~ 阪神淡路大震災31年
震災を知らない若い世代を含むあらゆる世代に、経験や教訓を伝え続けることが防災や命を救うことにつながるという考えのもと、大切な人を失った方の思いや震災継承の取り組みを伝える。若い人たちにも関心を持ってもらうため、ゲストに神戸市出身のシンガーソングライター・井上苑子を招き、ともに震災や防災について考える。
【司会進行】
藤岡勇貴(サンテレビニュースキャスター)/柴原優美香(サンテレビアナウンサー)
【中継】
小浜英博(サンテレビニュースデスク)/小松田梓左(サンテレビ社会報道部記者)
語り部として親子で
長谷川博也さんは、74歳になったことし、息子とともに初めて公の場で阪神淡路大震災の記憶を語る。震災で妻と当時1歳の息子を失ってから、一度も弱音を吐かずに2人の息子を育てた。震災から30年の時を経て家族でほとんど話すことがなかった「あの日」を父と息子それぞれの視点で伝える。
東北に移住 教師として
1995年に神戸市東灘区で阪神淡路大震災を経験した岡田卓也さん(49)は、宮城県仙台市で高校の教員を勤めている。神戸で教壇に立っていた2011年に東日本大震災が発生。被災地ボランティア活動を機に2014年に移住を決意した。各地でボランティア活動を続ける傍ら、神戸での経験や教訓を生徒たちに伝え続ける岡田さんの思いとは。
元民生委員 94歳の証言
震災の記憶や教訓を若い世代に伝えようと、神戸市北区で行われた震災伝承合宿に初めて参加した94歳の岸明子さん。31年前、地域の民生委員として住民たちの安否確認に奔走した。避難所での助け合いや、誤認されて連れていかれた遺体を民生委員として取り返しに行った話など、手記をもとに、当時の記憶を辿った。
まるで野戦病院 医師の訴え
病院の柱は鉄骨がむき出しに。血だらけになった市民が集まり、野戦病院と化していた。神戸市須磨区の相信病院の高田彰彦院長は、3日間一睡もせず無償で救急医療に徹した。保育所に病院機能を移し、患者の命を守ろうとしたが、病院は廃院に。青森でも地震で病院が大きな被害を受けた。31年経っても変わっていないという高田医師の訴えとは?
■守りたい、だから伝える
阪神淡路大震災30年を機に、震災の伝承と将来起こりうる災害に備えた連携をテーマに、関西の民放6社とNHK大阪放送局が共同のプロジェクトを立ち上げた。共通テーマは「守りたい、だから伝える」。地域の人々の命を守り、過去の経験から学び次世代へつなげるために各局が連携。プロジェクトでは合同で勉強会を開催する。局の垣根を越えて、災害を「風化」させずあすへ繋げていく。
(同プロジェクトは第62回ギャラクシー賞報道活動部門の大賞を受賞)
■サンテレビ防災啓発プロジェクト
より多くの若い世代に番組を視聴してもらうため、授業などで活用する際の申請を不要とする「サンテレビ防災啓発プロジェクト」を今年も実施する。 震災を知らない世代の教員や児童・生徒の震災教育として、対象番組の録画DVDやサンテレビ公式YouTubeチャンネルのアーカイブ配信を使用する際の申請を不要とする。
(2027年1月17日まで)
サンテレビはこのプロジェクトを通じ、持続可能な開発目標(SDGs)の「住み続けられるまちづくりを」に取り組む。