フジテレビ「クラウドプレイアウトシステムの開発」が放送文化基金賞を受賞
09JUN

フジテレビ「クラウドプレイアウトシステムの開発」が放送文化基金賞を受賞

編集部 2018/6/9 07:00

6月6日、フジテレビは自社作成の配信ソリューション「クラウドプレイアウトシステムの開発」が、第44回放送文化基金賞において、個人・グループ部門(放送技術)を受賞したことを発表した。

放送文化基金は、放送文化の発展に寄与することを目的として設立された民間の財団で、「放送文化基金賞」は、過去1年間の放送の中から優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに贈られる。

この度、受賞した「クラウドプレイアウトシステム」とは、コンテンツ管理から編成・送出といった放送同様のチャンネル提供作業を、全てパブリッククラウド上で管理・運用するシステム。コンテンツ管理や編成のシステムまで含む広義のプレイアウトをクラウドで行うのは世界初の試みとのことだ。

クラウド上に構築するシステムのため、急な設備の増減にも迅速に対応可能。また、設備にかかるコストやランニングコストを削減でき、必要な人員も抑えられるのも強み。さらに、インターネット環境があればどこからでも操作、監視ができる。これらの特徴が評価され、今回の受賞にいたった。

編成システム「編成Bizlat」操作画面

本システムは、NTTドコモが運営するリニア配信チャンネル「dTVチャンネル」に提供しているバラエティチャンネル「プチフジ」の送出に使用している。運用開始から半年が経ち、いまのところ大きなトラブルもなく、サービスの品質も安定しているとのこと。また、今後は他の企業や自治体、団体などにもこの配信ソリューションを提供することを検討しており、将来的には地上波など放送への一部応用も行えるものと考えている

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