映像メディアの価値を映す Screens

東京放送ホールディングス（以下、TBS）が30日、「グループ中期経営計画2020」の中で掲げている 『TBS シナジーを生む総合メディア戦略』の一環として、「赤坂エンタテインメント・シティ構想」を計画に向けた動きを発表した。「赤坂エンタテイメント・シティ構想」は、赤坂に新たなエンタテインメント施設や、最先端の文化発信機能を拡充し、赤坂を「世界最高の感動体験を届ける街にする」というもの。内容は以下の通り。

■赤坂の新たな再開発への参画

TBSは三菱地所株式会社と、「国際新赤坂ビル」の再開発に向けた共同事業協定を締結。再開発エリアに、リアルな場としてのメディア機能を拡充し、次世代ライブエンタテインメントの発信拠点を創設する計画をスタートする。竣工期間はおおむね10年。最先端の技術を駆使した体感型の集客施設や、サカス広場と連携して開催するメディアフェスティバル、メディア芸術系の人材育成やインキュベーションの取り組みなど、様々な検討を行っていく予定だ。

■赤坂サカスおよび周辺のリニューアル

・「TBS ギャラリー」の改修に続き、2019 年 3 月までに、サカス広場を訪れた方がくつろいで過ごせるスペースにリニューアル。
・「マイナビ BLITZ 赤坂」を、観覧機能付きスタジオに刷新し、TBS テレビに親しんでいただくリアルな場としていく計画をスタート。
・TBSの敷地に隣接するビル「ザ・ヘクサゴン」を取得。現在はテナントビルだが、将来的にはメディア先端領域に取り組むための戦略拠点を置くことを検討している。

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