読売テレビ『Iwataniスペシャル鳥人間コンテスト2023』開催地の琵琶湖で番組と連動したSDGs活動を展開
編集部
読売テレビは、7月29、30日に琵琶湖の松原水泳場(滋賀県彦根市)で大会が開催された『Iwatani スペシャル鳥人間コンテスト 2023』と連動し、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)での琵琶湖の生態系・環境保全を学ぶイベントや、地元児童に向けた「モノづくりの楽しさ」を学ぶ手作り模型飛行機教室の開催など、 SDGs活動を実施した。

8月18日から20日間、琵琶湖博物館にて鳥人間コンテストと琵琶湖博物館のコラボレーションイベントを開催
イベントには、読売テレビの諸國沙代子アナウンサー、大野晃佳アナウンサーが参加。琵琶湖博物館の学芸員と読売テレビアナウンサーが「森にすむ水鳥~カ ワウが教えてくれること~」「魚も飛ぶことがある!?~琵琶湖の周りの水辺環境から~」「弥生なべのひみつ~おこめ調理のための工夫がいっぱい~」など、さまざまなテーマで琵琶湖の生態系を学べる特別授業を行った。

鳥人間コンテストのキャッチコピー「たくさん失敗しよう。その失敗が、いつか君の翼になる。」をテーマにした、番組とのコラボ授業も開催。琵琶湖博物館のおさかな博士、金尾滋史学芸員は、琵琶湖の主「ビワコオオナマズ」の孵化の瞬間を撮影しようとしたが、トイレが我慢できず離れてしまい撮り逃してしまったエピソードを紹介。10年後ようやく撮影が成功したときの喜びを話すとともに「研究も失敗の積み重ねである」とまとめた。


大会審判長 中山浩典トークショーも開催
鳥人間コンテスト大会で史上初の"対岸到達フライト"を成し遂げた中山大会審判長。自身がパイロットを務めた「チ ームエアロセプシー」の機体の内部構造や飛行テストの様子、パイロットの訓練メニューなど、鳥人間コンテストの裏側や数多くの失敗から学んだことを機体設計や体づくりに生かした経験を紹介した。
会場では大会の歴史や琵琶湖清掃活動のパネルを展示。過去の大会ダイジ ェストの上映や機体の展示なども行われ、3 日間で1万人が琵琶湖博物館を訪れた。
なお、鳥人間コンテスト大会期間中、読売テレビ本社で行われた大会のライブ配信のパブリックビューイングでも、琵琶湖博物館の学芸員を講師として招いた「出張授業」を実施。「琵琶湖の水鳥 魚を食べる鳥のお話」「琵琶湖・淀川の魚類の多様性と新種記載」などの授業が行われた。


「手作り模型飛行機教室」や「会場清掃」を実施

8月3日には、鳥人間コンテスト事務局と彦根市が協力し、彦根市立城北小学校で手作り模型飛行機教室が開催された。これは鳥人間コンテストの魅力に、模型飛行機作りを通して触れてもらうためのものである。講師には、大会テクニカルアドバイザーで、大会ライブ配信では解説も行っている鈴木正人が参加。機体設計者としてパイロットとして、大会出場経験のある講師指導の下、118人の児童は世界に一つしかない自分だけの飛行機作りに挑戦。翼の角度調整に、重心のバランスをとるなど、組み立てた飛行機に思い思いのデザインを施し、最後には製作した飛行機を飛ばして楽しんだ。
また、鳥人間コンテストの会場である松原水泳場では、毎年、大会開催期間中に出場チームや関係者が全体清掃を実施。今後も、鳥人間コンテストの舞台となる琵琶湖の環境保全や、地域の振興に貢献できるよう、環境に配慮したイベント開催と地元のさまざまな団体と協力した取り組み継続する。


なお、8月30日(水)19時から『Iwatani スペシャル鳥人間コンテスト 2023』( 読売テレビ・日本テレビ系 全国ネット)が放送される。
【見逃し配信】
「TVer」(リアルタイム配信有)
「ytv MyDo!」放送終了後~10月1日(日)23時59分終了予定
TVer : https://tver.jp/series/srbdp134gu
ytv MyDo! : https://www.ytv.co.jp/mydo/birdman/