TVer、3か月連続新記録更新で10月3,046万MUB!コネクテッドTVの再生数は8、9月前年比2倍の成長
編集部
2015年の開始以来、再生数、ユーザー数ともに過去最高記録を更新し続け、右肩上がりの成長を続けている民放公式テレビ配信サービス「TVer」。2023年8月にはMUBが3,000万を超え、以降3か月連続で歴代最高記録を更新した。
■2023年7回目の記録更新
MUBの最高値の更新は2023年に入り7回目となり、継続した成長を見せている。10月のMUBは3,046万と前年比で約130%。TVerの見逃し配信再生回数が歴代最高を記録した『silent』が話題となった昨年10月からさらにMUBを伸ばしており、ユーザーの定着化もより強くなっている。(参考:https://www.screens-lab.jp/article/28381 )
■コネクテッドTVの伸長
TVerは8~10月の3か月間、コネクテッドTVでの再生割合は31%を超え、特に8月と9月のコネクテッドTVにおける月間再生数は前年比約2倍を記録。コネクテッドTVデバイスの利用者が増えている中、多くのメーカーからTVerボタンが搭載されたコネクテッドTVも発売されユーザーへの普及が進んでいる。TVerのテレビアプリがローンチしたのは2019年4月。以降、右肩上がりに成長しており、2023年8月以降月間再生数は1億回を超えている。
また、これまでコネクテッドTVではVOD中心の配信だったが、9月以降1部コンテンツのライブ配信も実施。初の試みとして、9月16日(土)から開幕した『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』では、日本代表戦全14試合を含む、28試合をライブ配信を実施。12月に入ってからは、12月2日、3日には『柔道グランドスラム東京2023』のライブ配信を実施している。
【関連記事】TVer、初の試みでテレビアプリでのライブ配信を『FIVBパリ五輪予選ワールドカップバレー2023』で実施
■若年層を中心としたTVer視聴の習慣化による安定した成長
コネクテッドTVでのTVer利用も増えているが、若年層を中心にSDでの利用も増えている。博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所の調査(※「今、テレビ番組の見られ方はどうなってる?~テレビ番組視聴意識調査2023~ @メ環研の部屋」より)によると、10~20代のTVerユーザーのうち4割は「テレビ番組を見る機会が増えた」「ドラマを見る機会が増えた」と回答。特にドラマについては、過半数が「ドラマは全てTVerでみる」と回答している。
また、「TVer視聴の習慣化」も若年層を中心に進んでおり、「スマホで何となく見るアプリはInstagram、Twitter、TVer。この順番に無意識に見てしまう」という声もあり、「TVerを見るのが習慣になっている」という問いに対しては、10-20代の約3割がなんとなくTVerを眺めながら見る番組を決める「なんとなく型」という結果も出ていた。
見逃した番組があるときだけでなく、SNS等の他アプリ同様TVerアプリを見ることが習慣化しつつあり、「見逃し配信に限らないTVerの価値」みたいなものが生まれているのかもしれない。
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